さて、石川の造営したのは正確には「凹凸か【上に穴、下に果】」といい、詩仙堂はその一部である。現在は丈山寺という京都では珍しい曹洞宗の寺院となっている。
門を入って振り返ったところ。「凹凸か【上に穴、下に果】」には十境と呼ばれる見どころがあり、竹林を縫うように走る階段は、その一つ「小有洞」という。洞窟に見たてたのだろう。
階段を登り切るとまた門がある。これが十境の一つ「老梅関」。
これが丈山寺の本堂。恐ろしいまでの奇怪建築だ。茅葺の屋根と瓦屋根がジョイントしているのは、茶室建築でよくみられる。なんてアクロバティックな建築なんだ。
本堂上に乗る楼は十境の一つ「嘯月楼」という。
「老梅関」を抜けてすぐに落ち着いた砂の庭。名は不明。
アーチ型の梁(?)が面白い。入口上には「関」とあった。そのまんま「入口」ということだろう。玄「関」というわけだ。
禅宗の寺院らしく、堂内入ってすぐに庫裡があった。
メインの庭。モコモコ系の植木と禅宗らし白砂の庭。
庭がよく見渡せるよう、角部屋になっている。これも設計のうちだろう。中では大混雑。休憩室かというくらいの混みよう。みんなじっとして動かない。いくら暑いからといって…。
ジョイント部のデルタが良い。
詩仙堂を出てすぐに、お土産屋があった。京都名物というわけでもないのに、何故か京都以外では見ない「冷やしあめ」が売られていた。この販促ツールも京都以外では見たことがない。普通は「かき氷」になるはず。やたら甘いというのを聞いたことがあり、飲む気にはなれない。みうらじゅんが好きだという。
詩仙堂からすぐの金福寺を訪問したが、拝観を中止していた。「例年通り」というのが、なんとも上からの視線だよな…。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||