両毛異境巡礼 2002年8月3日〜4日

8月3日(土曜日)

 さざえ堂見学の後、足利に戻り自転車を返却。高崎へ向かう。

 今夜、足利では花火があるそうで、にわかに混み始めた。駅に向かうと浴衣を来た女の子たちがぞろぞろと出てきた。いいなぁ。この後、高崎へ。

 高崎では少林山達磨寺という達磨を祀った寺を訪問する予定だったが、この日高崎でもお祭りがあり今夜は花火だという。道路も混んでいるようでバスが大幅に遅れていた。達磨寺には到着出来なさそうだ。仕方なく今回はあきらめ、ホテルに向かうことにした。

ホテルアセント前橋 群馬県前橋市

 このホテルは金土日チェックインに限り3900円という価格になる。これだけでも凄いのだが、さらに!朝食付きというから驚きだ。ビジネスホテルの朝食というとパンとコーヒーという申し訳程度の内容なのだが、ここは和洋食のバイキング。素晴らしい。

 部屋。結構ゆったりとした感じ。ちょっと古い感じはしたけど、なかなかの設備。部屋に冷蔵庫が無いのは難点。無料の製氷器があるのでそのへんでカバー。自販機コーナーは充実していたが、ジュースが150円なのはいただけない。情けないぞ。

 ちなみに、僕はビジネスホテルが大好きだ。ゆったりとした感じの畳敷きの和風の旅館の部屋も大好きだけど、ビジネスホテルの機能的なところと、何よりも狭いところが好きだ。狭くて一通りそろっているというのが途轍もなく落ち着く。

 実は、高崎で高崎名物だるま弁当と、横川名物峠の釜めしを買っていた。

 
 弁当箱は左のように微妙な感じの達磨が書かれたビニールに入っている。右は中味。安っぽい赤いプラスチックの達磨の中に弁当が入っている。ふたには達磨の口付近に溝が入っていて、いかにも「貯金箱にして使ってくれ」といった感じ。醤油飯に山菜づくし。無論美味い。だるま弁当の説明書きには「黄檗普茶料理風に調理」と書いてあったけど、本当か?無論弁当箱は持って帰った。

 達磨は群馬の名物。それにあやかった弁当だが、最近ではキティちゃんだるま弁当が出た。こんどはキティ人気にあやかったのだ。達磨の顔の部分があの猫なのだ。気味が悪い。これはどういうことだろうか。猫畜生にも仏性があることを示しているのだろうか。これは公案か?禅問答?

 
 そしてこれが名物峠の釜めし。左の透明ケースは漬け物。いろいろ入っている。だるま弁当と中味が被った感じがしたけど、美味しいから好しとする。この釜は益子焼き。この釜でご飯が炊けるそうだ。無論持って帰った。

 このホテル、安いから仕方ないのかもしれないけど結構隣の音が気になる。

 夜俄に雨が降り出してきた。雷も凄い。もはやゴロゴロ、ではなく、ドーーーーーン!群馬は日本でも有数の雷の産地だそうで、コシヒカリの販売促進キャラの名もゴロピカリという鬼。


4日へ 両毛異境巡礼のトップへ トップへ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送