信州異境巡礼 2003年7月19〜22日

7月22日

典厩寺からバスで長野へ戻る。お昼になったので駅弁でも買ってみる。売店に詰め寄り、大人気だという「川中島合戦笹ずし」を求めるが売り切れだという。さすが人気駅弁。仕方がないので普通の笹ずしを買う。

左は白身の信濃雪鱒。小さく斬ったレモンもはさまれている。右は信濃虹鱒。こちらは青ジソがはさまれている。どちらも美味しいが、ちょっと酢が強いかな。

篠ノ井で乗り換え。ここでは30分余るので外へ出てみるつもりだったが、見事に何もなかった。観光案内所すらない。仕方なく微妙に冷房の効いた待合室で過ごす。

篠ノ井から姨捨へ移動。次の訪問先はここ姨捨駅付近にある。

そろそろ姨捨駅か、というところで列車は減速、ついには停車してしまった。人身事故でもあったのだろうか。それとも停車信号だろうか。これ以降のスケジュールに響かないといいのだが…と考えているとなんと列車はおもむろにバックを始めた。どうした、どうした?300m程バックしたところでまた停車。そして発進。何をやっているのだろうか。別の線路に切り替えたらしい。さては線路を間違えたか?と思っているとまた減速、停車。そしてバック。おいおい、何をやっているんだ。と思ったらそのまま駅のホームに入っていったではないか!バックでホーム入りは初めてだよ。車内アナウンスもないぞ。一体なんなのだろう。

姨捨駅に降り立ち、そこに掲げてあった看板でおおよその事が分かった。この駅はいわゆる「スイッチバック駅」なのだそうだ。スイッチバック、何度か聞いたことがあるものの、その正体はよく分かってなかった。体験した今でもよく分かっていないが、要するに前進、後退を繰り返し、後進でホーム入りするという変わった方式なのだということは分かった。これ、びっくりするよ。少しパニックになったもんなぁ。


写真の右がホーム。まず、この駅に入る列車は下の(左の)線路を通る。そして300m程先へ行った後でバックを始め、上の(右の)ホームへと入るのだ。一方、この駅を通過する快速や特急は下の(左の)線路を駆け抜けていくというわけだ。


変わった駅です、姨捨駅。


駅からの眺めは抜群にいい。真下には善光寺平(長野盆地)が一望できる。なんだか18きっぷのポスターのようなアングルです。


パノラマ合成しました。すごいよね。姨捨駅までの車窓も抜群だよ。

姨捨の棚田

ここ姨捨での見どころはまず、棚田。棚田は田植え前が一番なのだけど、棚田をまともに見たことが無かったので、今回訪問することにしました。

姨捨駅から細く急な下り坂を行くと程なくして棚田が見えてくる。
 


少し遠くの棚田。あそこまで行くのはちょっと大変。田植えの時期に来たいな。

長楽寺

棚田地帯からもう少し下ると目指す次の訪問先、長楽寺が見えてくる。

 
これが長楽寺の観音堂。ここだけぽつんと一つだけある大きな岩山に寄り添うように建つ。懸け造りだと思っていましたが、ちょっとこれは…。しかし、岩山とセットになっていて格好いい。緑の時期のもみじもいいですね。秋はまた格別でしょうね。


これが本堂です。庫裡と一体化しています。内部には聖観音像とそのまわりに百の観音像が立っています。


岩山には途中まで上れます。この先に行こうとすると「あぶない!」と書かれた工事現場用のハードルが現れます。

長楽寺へ行く時は急な下り坂でした。これから姨捨駅へ戻らねばなりません。ということは必然的に今度は急な登り坂を行かねばならないということであります…。

寝不足の体には非常に応えます。しかも暑い。

やっと登りきったところで、駅前に「泉」の文字が。赤い→の先がそうらしいが、この上に安全に上れるような道が見あたらないんですけど…。

姨捨駅でしばしドリンク休憩。日差しはあるものの、まだ梅雨明け前。外に出れば涼しい風が吹いている。駅舎内より外の方がずっと涼しい。

乗車予定の電車もやっぱり一度通り過ぎてからバックでこの駅へ入ってくるのだ。慣れないと置いて行かれるような不安を感じてしまう。変わった駅です。


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