東寺

近鉄東寺駅、京都市営バス九条大宮バス停、東寺南門バス停から徒歩5分 地図


東寺では五重塔の内部が公開される。

東寺訪問はもう3度目になるが、有料ゾーンに入ったのは初めて。五重塔のみの拝観として800円を払って入ったが、金堂と講堂にも入ってしまった。

 
まず講堂へ。持国天とブラフマー。そしてディーヴァシャクローナーム。


増長天の光背はヒマワリみたいになっていた。


講堂内、向かって左奥には階段(梯子)が!!何?これはどこに通じているの?売店のおじさんに聞くと、天井の補修の時に使われるのだとか。うーん、別に二階があるわけではない様子。でも面白いな。意外な発見だ。


そして金堂。薬師如来と日光菩薩・月光菩薩。

 
薬師如来の台座の下には十二神将達が!全員でわっしょいしてます。


金堂の左奥にも階段が!こちらは梯子ではなく本当に階段だ。売店のおじさんに聞くと、二階があるのだそうだ!金堂は入母屋造り。屋根と一階天井との間に空間を作ることで、建物全体を安定させているのだとか。こちらも屋根や天井の補修のときに使われ、特に仏像が安置されているわけではないのだとか。うーん、奥が深いぞ東寺!!


これは外観。初層と二層の間に空間があるのだ。


これは金堂の裳階。窓付き。この窓を開けることによって中の本尊薬師如来が外をのぞけるというわけだ。

 
そしてメインの五重塔。普段締められている扉が開いている。


内部の柱は大日如来を示していて、その周りに四如来が囲んでいるという構図。上を見上げるとかなり豪華絢爛。金堂も講堂も迫力あったけど、五重塔も負けちゃいない。

須弥壇の下の壁が一枚はずれていて、柱をささえる土台となる大きな石を見られるようになっていた。


そして、五重塔にも階段がー!!!老朽化してもう登れないのが残念。案内員に聞くと、各層には床があって、確かに登れる構造になっているのだとか。内部の公開の実績はこれまで何回か有ったのかどうかを聞くと、ところどころに明治の時代の人による落書きがなされているので、多分有ったらしいとのこと。知恩院でも落書きがあった。昔は金閣も中に入れたというし、ゆるい時代があったのだなぁ…。

いやぁ、東寺恐るべし。奥が深いわ…。


東寺の慶賀門前の交番。変わってます。


次へ 滋賀北陸異境巡礼のトップへ トップへ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送