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師走の洛北・洛西 2007年12月29〜31日

雲龍院

うんりゅういん

京都市東山区泉涌寺山之内町 36

京都市営バス「泉涌寺道」下車徒歩8分

マピオン

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雲龍院

雲龍院は泉涌寺の塔頭のうち、最も大きい。

表門(左画像)。ただ、ここからは入れない。この先には本堂である龍華殿(右画像)がある。龍華殿前には庭園が広がっているが、降り立つことができないため、このように塀越しにしか撮ることができない。

庫裡。いくぶん禅宗のそれのようだ。玄関は庫裡の右手から(右画像)。この雰囲気も禅宗寺院の塔頭のようだ。

玄関には龍の衝立が。雲龍院の名にちなむのだろうか。こころなしか困ったような龍の表情がいい。

龍華殿裏の坪庭。朝日がまぶしい。

さて、まずは本堂から回ろうか。本尊は薬師三尊だが、全く見えない。手前中央には仏舎利塔か。台座には獅子が描かれている。

本堂左手奥には不動明王。脇侍の童子もそなえている。

左画像は龍華院から見た霊明殿。本堂の左後ろ。その名のとおり、歴代天皇の廟だ。

書院。ここで抹茶もいただけるらしい。眼前に広がるのは苔庭。池は無し。書院は庭を囲むようにL字型に建っている。

書院内には「なぞなぞ」が。解けますか? 右はともかく、左の掛け軸も問題になっている。とりあえず読み下すと「林下の祖師は半身を現す 水辺の尊者は頭却を隠す」。ただし、読み下したところであまり意味はない。これはビジュアルの問題だからだ。

ヒント:漢字をばらして組み合わせる。左の掛け軸の最後の字は「却」と書かれているが、「脚」と理解しなければ解けない。

左の答え:禁酒
右の答え:稚児の酒いつも飲みたや

特に左の問題は、まず何か教条的なことを示しているかのように見せかけている時点で面白い。何事も教条的に受け入れるなという揶揄が入っている。

他に寒山・拾得と豊干禅師の掛け軸。釈迦三尊(文殊と普賢)に見立てている。普通、寒山は経典を、拾得は箒を持って寄り添っていたりするが、こちらは寒山が岩に書を書き、拾得は岩に墨を擦っている。豊干禅師は彼らの師であり、虎を連れていることがある。これらの三人と虎が眠りこくっている絵(四睡)もある。

この辺も非常に禅寺っぽいんだなぁ。

書院の奥の方から庭園を。苔に華が咲きました。

L字になっている書院の奥の部屋には円と角の窓。悟りと迷い。

L字書院の先から庭を。奥にはなぞなぞの掛かっていた建物が見える。

イノシシ型の香炉。蚊遣り豚のようでかわいい。たぶん干支にちなんでいるのだろう。明日は子年に変わってしまうので、今日までの命だ。

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