雍州秋景 2007年11月3日〜4日

 
三条大橋の上空には何故かたくさんの鳶が飛び交っていた。鴨川ではもう11月だというのに、水遊びをしている人がいた。


鴨川河畔に建つ面白い建物。てもみんやスタバが入っている。左に建つ日本家屋は、船はし屋というせんべい屋。ここの福だるまというお菓子がすごく可愛いのだ。

京阪で三条から七条へ移動。博物館へ向かう。


途中ですごい名前の交番を見つけた。付近の方広寺には、その昔大仏があったことにちなむのだろう。

博物館へと入ろうとしたところで、入場規制が敷かれていることに初めて気づく。なんと2時間待ちなのだとか…。長蛇の列ができている。待っていてももったいないので、ここはパスしてしまう。もしチャンスがあれば明日来たいが、無理かなぁ。

16時を回ってしまったので、ここからどこへ向かうにしても、拝観時間を過ぎてしまいそうだ。今夜は高台寺と青蓮院のライトアップを見に行くつもりなので、少し早いが、向かってしまう。ちょっと無理があるかもしれないが、東山七条から高台寺まで歩いてしまう。歩いているうちに、拝観のちょうどいい時間になりそうだ。

東大路通りは、東山七条から慢性的な渋滞となる。バスに乗るのは得策ではない(どうせバス車内も満員に決まっている)。

東大路通りは歩道が極端に狭く、その割に人通りと車の通りが多いので危険きわまりない。脇道に入ってしまう。


いつの間にか産寧坂に入っていた。もう夕暮れだ。

土産物に人がたかっていた。自分も割とお洒落な土産物屋に入ってみる。店内は若い女性客ばかりで気が引けたが、かわいいもの好きなのでこうなってしまうことが往々にしてある。

「はないちりん」という日本酒のボトルがかわいいのは以前から知っていたが、紅葉の時期限定の「紅葉のにしき」が気になった。「はないちりん」は淡い青色のボトルだが、「紅葉のにしき」は淡いピンクのボトル。ボトルのフォルムといい、色といいかわい過ぎだ。ずいぶん迷ってしまったが、初日なのでとりあえず買わないでおく。駅でも買えるかな?


産寧坂は初めて歩いたので、幾分不安だったが五重塔が見えてきて一安心。これがランドマークとなるので、自分は東山界隈で迷うことがない。自分がどの位置にあるのか、これとの相対的な距離感によってだいたい知ることができるため、地図を見ずとも目的地にたどり着けるのだ。

それにしても美しい風景だ。塔がシルエットになって夕暮れの空を切り取っている。


西方面から塔を。八坂の塔を一番きれいに見ることができるのが、この通りだ。くくり猿の多い石畳の通り(庚申信仰の金剛寺のある通り)だ。豆腐屋などもあり、フレンドリーな通りだ。


ようやくねねの道に辿り着いた。ここはねねの道入り口にある寺院。奥に見える堂宇は、以前訪れたことがあり、摩利支天を祀っている。一部のガイドブックには勝利摩利支尊天と書かれていたりするが、よく分からなかった。数年前に、猪が額に描かれているのを確認したのだが、その時から工事中で、境内が散らかされて何がなんだかよく分からない状態だった。そしてその後再訪した時には、完全に工事中になってしまい、立ち入りができなくなっていた。

そして今、再訪したが、山門前にはガードが置かれ、内部に入ることができなくなった。ただ、茅葺きの山門には「春光禅院」とあり、この寺の正式な名前をようやく知ることができた。煌々と灯っているぼんぼりが趣深い。

帰宅後調べてみたところ、別に拝観謝絶というわけではなく、ただ単に訪問が遅かったからだったようだ。今度京都を訪問することがあれば、必ず訪れたい。

高台寺

まだ夕焼け空で、ライトアップには早そうな時間だったが既に入ってしまうことにした。


灯籠の形がいい。五三の桐紋がくっきりでている。


なんと、ライトアップにはマクドナルドが協賛していた! 拝観券と一緒にマクドナルドのコーヒーのタダ券がもらえた。なんだかすごいなぁ。


高台寺境内に入ってすぐ、この祇園閣が見える。夕暮れに映えるなぁ。絶対いつかあの塔の中に入ってやるぞ。それにしても綺麗な光景だ。素晴らしい。


ライトアップの目玉は、いつもこの唐門。白砂の上には、蓄光物がまぶしてあった。光を貯めて、自ら発光する。ライトアップの演出に使われるようだ。

少し庭園を眺めていると…。


白砂と唐門をスクリーンにして、プロジェクタが映像を流し始めた!


常に動いている映像を撮るのは難しいが、これはなんとなく分かるかな? 星のように瞬いている絵柄が下から上に動いている。

人のシルエットが走ったりと、様々な映像を流していた。みんな方丈前の床に座ってずっと眺めていた。こういう演出はいいなぁ。

今回初めて方丈と書院を見たかもしれない。ただし、秀吉一色なのであまり面白くない。


庭園に興味を持ち始めて、今回ようやく高台寺にも庭園があることに気が付いた。これまで、開山堂を一つの独立した堂宇として理解していたが、違った。開山堂は庭園の一部なのだ。開山堂が池に囲まれているのではなく、池の中に開山堂があるのだ。すなわち、高台寺の庭園の中心が開山堂なのだ。


開山堂と、書院と開山堂をつなぐ回廊の途中に設けられた観月台が映える。


書院から再び唐門へと目を転じてみると、すっかり暗くなっており、既に唐門がシルエットとなっていた。


開山堂。庭園の中心にしては大きすぎるので今まで気が付かなかった。今我々は庭園の中を歩いているということになる。


高台寺で一番素晴らしい光景。


開山堂の軒下から。池に木々が映えている。幻想的だ。


ひっくり返った開山堂と臥龍廊。何度見ても飽きない…。


御霊屋から戻るときに、木々の隙間から京都タワーが見えた。これも一つの借景だ。


竹林のライトアップもさわやかでいい。


帰り道。境内を出ると、長蛇の列ができていたことに気づく。早い時間から入っていて良かった…。


階段を下ってねねの道へ。下りの一方通行なので混雑しない。いいね。


高台寺の境内からは京都タワーが見えたが、図らずしてもう一つの京都を代表するタワーが見えた。東寺でもライトアップをやっているのか?

さて、余裕があれば青蓮院も、と思っていたがちょっと危ないかな? ともかく、ねねの道を北上する。

 
ねねの道終わり付近で、ちらと見えた素敵な庭園。不躾だと思いつつ覗いてみた。たぶん洛匠という喫茶店。


ねねの道を北上しきると現れてくるのがこの魔のタワー。高台寺から見えていた祇園閣だ。今は大雲院の境内にある。公開期が限られていて、なかなか内部に進入する機会がない。怪しく闇に浮かんでいた。


和洋折衷の怪しげな物件はもう一つある。大雲院から円山公園方向へ向かう途中にある寺院。久々にボールドを使ったぞ。れっきとした祇園寺という名の寺の、阿弥陀堂なのだ。


円山公園に近づくにつれ下品度が上がる。この看板の群れはどうだろうか。なかなかナイスな感じ。一体どこへ行けと。


長楽館。またまたこの和洋折衷な感じがいいね。洋館の前に大灯籠をどんと置く。このセンスがなんともいいね。


知恩院を経て、ようやっと青蓮院に。この楠のライトアップだけでもいい感じです。


青蓮院の門越しにレーザー! 清水寺から照射してたんだっけ? なかなかいいアングルだ。

青蓮院も長蛇の列ができていたので今回は遠慮した。もうそろそろ拝観時間も終わる頃だし。帰りは地下鉄東山駅から。


途中白川が綺麗に見えたので撮ってみた。


三条通で見つけた「エレベータ製作所」。どう見ても平屋なんですが、エレベータ製作所なんですね…。

京都駅で土産屋を物色。産寧坂で見た酒「紅葉のにしき」を見つけて購入。

今日の宿は瀬田に取ってある。京都市内も大津市内もめぼしい宿が取れなかったのだ。20時過ぎには宿にチェックイン。


宿から瀬田駅前を撮ってみた。タクシーも並んでいないし、それほど活気のある街でもないが、既に冬用のイルミネーションを設置していた。


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