南禅寺の塔頭その一、牧護庵。
牧護庵といえば、このわらべ地蔵。
境内にはかわいいわらべ地蔵が居た。しかし残念なことに通常は非公開。これまでわらべ地蔵にしか目がいかなかったために気がつかなかったが、奥には割と広めの池泉式回遊庭園と方丈があるようだ。小さな塔頭かと思っていたが、なかなかよさげ。年に一度だけ公開されるとか。あまり情報がない。
次の塔頭に向かおうとしていた時、南禅寺の境内の外側を流れる小さな用水路で、老人とその孫らしき子供がバケツを持って何かを探していた。近寄って見てみると、沢ガニだった。「おるおる!」と子供は楽しそうだ。
ここも南禅寺の塔頭、通称だるま堂と言う。達磨をまつっているのだ。味のある禅語がいつも掲げられている。
だるま堂。山門を入って、右手にある。立像のだるまだ。
小さな達磨。なぜか面も。これも達磨なのか?
慈氏院達磨コレクション。
だるま堂の先は立ち入り禁止になっていたが、方丈と庭園がかいま見えた。かろうじて橋が見える。池があるようだ。
紅葉している木々の奥には二層の堂宇が。おそらく次の聴松院のものだろう。
二層の堂宇。京都では珍しいタイプだ。隣には、方丈らしきものが見える。きっと庭園もあるのだろう。地図で確認すると、ここも方丈の前に池があるようだった。
今回は狛イノシシを色んな角度から。こちらは阿形のイノシシ。
こんな強烈なショットも。イノシシの鼻から枝が出ているようだ。
こちらは吽形のイノシシ。耳がかわいいのだ!
聴松院は摩利支天堂とも言われる。その眷属がイノシシということで、狛犬ならぬ狛イノシシということなのだ。やっぱかっこいいね、摩利支天。
摩利支天像があるようだが、秘仏。寺というよりは神社のようだった。弁天とか毘沙門天のように。まあ「天」部の天とはデーヴァで「神」のことだし。既にインドの時点で神仏習合は成立していたのだ。
手水場。ひょうたん型がいいね。
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