全国異境巡礼第二弾 2002年7月19日〜27日

26日(金) 八日目

 福山から須波へ移動。須波駅もまた無人駅、かなり小さな駅で向いのホームに移動するためには別のルートを通らねばならない。この辺は海の眺めが素晴らしい。

 これから向かうのは耕三寺。生口島にあるので船で上陸していくしかない。須波駅から結構歩いたところに須波港がある。ここから出るフェリーで移動する。

 やっとたどり着いたフェリー乗り場、これから乗る船はこんな形をしている。お堂が乗っている。いい形してるよなぁ

 フェリーの上から見えた神社。山の上へと続く階段が気になる。今回は時間の関係上ムリっぽいが、いつか必ず訪問してみたい。

耕三寺 広島県瀬戸田町

 耕三寺(こうさんじ)は耕三(こうぞう)という名の会社社長が創建した新しい寺。母親の死亡後出家し、生口島にこの寺を建てたのだそうだ。

 これが耕三寺の山門。新しい寺だけにゴージャス。そしてやんちゃだ。

 南無阿弥陀仏の六字のあいうえお作文。大喜利じゃないんだから。

 入場料は1000円。高いよー。

 寺域はとてつもなく広い。全ての物件を見て回ると時間がかかる。今回は洞窟に的をしぼって攻略する。

 ゲートからすぐのところに五百羅漢の描かれた3Dレリーフが並んでいる。それらの隅には四天王らしき仏像がおいてあるのだが、一つ足りない
  

 入口の前には巨大ケージが左右に1つずつあって、それぞれ中に孔雀と、白い鳥が入っている。

 
 右のケージに中に「妙烟山」と書いてある札が立ててある。他に仏塔などもあって、仏教世界を表現しているらしい。奇麗な鳥の飛ぶ極楽のイメージか?

 五重塔。山門と同様極彩色。

 日光東照宮の陽明門を模した門。これらゴージャスな建築物が多いので、西の日光と呼ばれているらしい。ホントか?自称じゃないの?新しい寺はハクを付けようとこういうのを宣伝する傾向がある。

 これが目的の洞窟「千佛堂」。

 
 中はやっぱり石洞窟。仏像もたくさんある。

 おきまりの閻魔大王。こういう物件には必ずある地獄めぐり。

 
 中には滝もある(左)。上を見上げても仏像がある(右)。この仏像だらけ状態はいい。立体的な造りの通路になっていて、かなり優秀な洞窟だと思う。

 
 仏像づくしの塔がある(右)。こういう形をした、バランス取って遊ぶおもちゃ、なかったっけ?

 

 洞窟を出るといきなりこれ。怖いよ。どうやら耕三の母親をイメージした大観音らしい・・・。

 朱印はこちら。

 フェリーの時間もあるし、この後尾道に行きたいので出る。


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