鞍馬駅前の駐車場には超強力な脱力物件があった・・・。
鼻もげてるよ・・・。笑っちゃった。
鞍馬寺に入るとすぐに毘沙門天を祀るお堂がある。かなり近代的な建築。ケーブルカーの乗車駅を兼ねているようだ。ここで100円を支払うと乗れるのだが、ここで乗ってしまうと途中の由岐神社をカットしてしまうので、乗らずに山道を登る。かなり傾斜がきつい道で、足もやばいことになっているが、由岐神社を見るため頑張る。
これが由岐神社の山門。かなり変わった山門だ。懸け造りなので興味がある。
これが山門のバックショット。
再び鞍馬寺本堂に続く山道に戻る。この山道は九十九折りというらしい。実際は99に喩えるほどカーブの数はない。
これも懸け造りって言っていいのかな・・・。下は茶屋。上は転法輪堂。
転法輪堂の内部はこうなっている。中には大仏をおさめてあって、階段の奥、軒下からは大仏の膝が見える。
これが転法輪。廻せば功徳がある。マニ車や輪蔵、後生車などと同じような信仰装置だ。
階段を登り切ると、鞍馬寺の本堂。境内には雪が残っていた。
絵馬には謎の文字が・・・。携帯の絵文字でもなさそうだし、トンパ文字でも彜文字でもないぞ。
本堂地下には戒壇巡りを彷彿とさせる階段が・・・。期待しつつ内部へ。
内部は相当に暗い。その中でたくさんの弱い光の灯火と蝋燭が光っていて、怪しい雰囲気。
内部はこうなっている。ちょっとした迷宮。
たくさんの小さな壺がならんでいるのだが、この中には髪の毛が入っているらしい。信仰者がここに自分の髪を入れて奉納するのだとか。何故髪なのかというと、かみ=神だから・・・。ダジャレかよ!
中央にはこの鞍馬寺が尊崇する魔王尊、千手観音、毘沙門天の三体が祀られていた。右写真は魔王尊。やっぱり天狗だ。
この鞍馬寺の信仰は一風変わっている。鞍馬寺は鞍馬弘教の大本山で、その教えは650万年前に金星から地球にやってきた魔王尊、千手観音、毘沙門天の三体を一体のものとして尊天と称し、宇宙エネルギーの源として尊崇するというもの。鞍馬弘教は戦後すぐにはじまったというれっきとした新興宗教。
新興宗教と聞いただけで毛嫌いする人がいるが、この鞍馬寺はいいのか?歴史さえあればいいのか?鎌倉仏教だって真言宗、天台宗からみたら新興宗教だったわけだし、そもそも仏教だって新興宗教として迫害された歴史がある。新興宗教だからダメと単純に判断するのはどうかと思う。
本堂にも狛虎。何故虎なのでしょうか・・・。毘沙門天と虎の間に何らかの関係があるように思う。
本堂から数百メートル登ると魔王殿があるという。こちらは懸け造りなのでかなり興味があるのだが、足がもうやばいのでこの辺で退散しようと思う。夜は花灯路があるし。何より花灯路は今日で最後なのだ。今日は必ず行かなくてはならない。
帰りはケーブルカーで。ヘタレな選択だけど、もうこれ以上足をいじめられない。もう許して。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||