筑波異境巡礼 2002年11月9日(土)

 
西光院のすぐとなりに東筑波ユートピアというゆるい遊園地がある。ここは結構珍なスポットとして有名。土曜日だけど誰も来てない、という状況を期待していたけど結構親子連れが入っていて何故か安心。大人2500円もするので入るのを止めた。「たまごランド」。あまり嬉しくない感じ。なんか残念な雰囲気が漂う遊園地でした。

次に新治村(つくば市の東)にある「ゆうもあ村」を訪問することにした。ゆうもあ村は一年ほど前に閉園したテーマパーク。まだその廃墟が残っているというので、見てくることにした。正確な場所は全く分からない。それでも訪問することができるのは、未だにたくさんの看板が残っているから。看板を撤去するお金さえないのだ。


道ばたにこんなに大きな看板が残っている。これではつぶれたことを知らない人が訪問してしまう。

ゆうもあ村に行き着く前に偶然に坂東第26番の清滝寺を通りかかったので、車をとめてもらう。
 
山門は結構立派。山門に取り付けられている獅子は変な感じ。目が・・・。彩色も凄いぞ。


山門から長い階段を登ると本堂。坂東札所だというので広い境内、大きい本堂を期待していたけど。かなり小さかった。創建は古く、7世紀にさかのぼるという。七堂伽藍を備える立派な寺院だったらしいが、戦国時代に火災に遭い焼失、以後も二度の火災により本堂を失い、今の本堂は昭和52年、地元の人に拠って再建されたもの。さみしい雰囲気ただよう境内だ。住職もなく、地元の人が守っているという。事務所らしき建物の奥に、おじいさんが一人静かに座っているのが見えた。

坂東札所といえどもこんなに小さなお寺もあるんだなあ。筑波山にも坂東札所があるが、そこも無住、本堂は民家を立て替えたものだそうだ。茨城県の札所はさみしいなあ。

 
左は境内の隅に佇む獅子。前掛けしているのは初めて見る。右は不動明王。寺の入口にあった安産不動尊。

再びゆうもあ村に向かうと、途中で水車小屋を見つけたのでまた車をとめてもらう。
 
ここは小野小町の里というところ。ここ新治村には小野小町伝説がある。それを観光資源としているようだ。水車小屋の中は蕎麦の実を衝く装置が。ここは蕎麦が食べられるみたいだ。


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