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越南順化巡覧 2012年7月5~8日

ゴイ・タントアン橋

cầu ngói Thanh Toàn

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ゴイ・タントアン橋

10分も走っていないのに田園地帯になった。フエの本来の風景はこういうものだろうか。

そばに小川が流れる小道に入る。ここでとうとう雨が降ってしまった。大丈夫だろうか…。

向かいから自転車やバイク,トラックなどが来るが,狭い道なのに器用にすれ違っていく。電動式の車いすに乗った男性とすれ違う時,ドライバーが窓を開けてなにやら笑いながら彼と言葉を交わしていた。彼は地雷か何かで足を悪くしたのだろうか。ドライバーと顔見知りとは思えない。ドライバーは「大変だろうけど頑張れよ」とでも声を掛けていたのだろうか…。

小川には小舟が浮かんでいた。生活や仕事で日常的に使われているのかもしれない。

小川がそのうち川レベルにまで大きくなった。深そうだ…。水位も高い。こりゃ大雨になるだけですぐに洪水が起きるよ。

そうだ,明日のホテルでのニャットさんとの待ち合わせ時間についてチュンさんに訊いてみよう。ニャットさん自身,空港とホテル間を移動するのに1時間かかると言っておきながら,18:20発の飛行機に乗るのにホテルで17時待ち合わせは遅いと感じているが,間に合うかどうかを訊いてみたが,やっぱりそれは遅すぎるとのこと。電話して時間を変えたほうがいいと言ってくれた。

さて,30分かかると思っていたゴイ・タントアン橋には,実際には15分ほどで到着してしまった。

18世紀はじめ,中国人によって建てられた橋である。ダオという名の中国人が私財をなげうって建設したという。この川が増水したとき,知り合いの売り子が流されてしまったことを悔やみ,橋を建設。中央に祠を造って子のいない自分を弔ってもらうつもりだったらしい。

橋には屋根があり,ホイアンの日本橋に似ていることから,欧米人にはジャパニーズブリッジと呼ばれている。しかし実際には上記したようにチャイニーズ・ブリッジなのだが。屋根があるおかげで,地元の人の憩いの場となっている。日陰を求めて,シエスタなどをしにくるようだ。橋の上だから風通しも良いようだ。

ダオの位牌か。それと架かっていた額。

反対側から。

橋の近くにはトランプのカードが落ちていた。結構フエ市内でも見かける。ベトナム人は賭けトランプが好きだ。そのことをチュンさんに言ってみると,「日本人もパチンコやりますよね。ベトナムにはパチンコありません」と,なんだか対抗しているように言い返してきた。

のどかな風景が広がっている。さきほど降っていた小雨は既にやんでいる。ただ,雲行きは怪しくいつ降ってもおかしくない。


橋のすぐ近くに何らかの資料館らしきものが見えた。想定外に早着したため,このままでは時間が余る。見るべきものであればと欲をかいて,チュンさんに「あれは何ですか?」と訊いてみたところ,「ノウキョウの資料館ですね」と言っていた。農協? ベトナムにも農協に相当するものがあるのだろうか。とりあえずそれだったら見なくてもいいかな…。

【注】
後で調べたところによると,この資料館は「農業」のそれだった。チュンさんは「ノウギョウ」と言いたかったらしい。この地域の農業や農機具についての展示物があるらしい。それだったら見ても良かったかなと今では思う。

今回の行程は完全に終了とする。フエ市内に戻ると15時になり,約束の16時まで1時間も余ってしまう。結構きつきつのスケジュールかと思っていたが,3つほどカットしたものの,1時間余った。おそらくカットしたものもしっかり見学したら16時になっていたと思う。

チュンさんに1時間余るが,これでもう終わりにしたいと告げた。さすがにもう行くところはない。チュンさんも「フエで観るところはもうないですよ」と苦笑していた。当初はホテルへのシャトルバスが出る場所に近いフエ師範大学で降ろしてもらうようにお願いしていたが,時間が余ったので書店やフエのスーパー,コープマートで買い物をしたい。フースアン書店Nhà sách Phú Xuân前で降ろしてもらうことにした。

ちょうど15時にフースアン書店到着。チュンさんとドライバーにお礼を言ってお別れ。


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