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越南漫遊記 2010年5月24~30日

統一会堂

Dinh Thống Nhất
135 Nam Kỷ Khối Nghĩa
7:30-11:00, 13:00-16:00
15,000VND

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統一会堂

5/28、5日目。5:30起床。今日はいよいよ最後の都市、ホーチミン市へと飛び立つ。

昨日は既に暗くなっていてよく分からなかったが、部屋の外はこんな感じになっている。それぞれの部屋がコテージ風に分かれているのだ。

さて、約束の待ち合わせ時間6:00までにチェックアウトを済ませてクィンさんと合流。フロントからお弁当を受け取って、車に乗り込む。

早速車内で朝ご飯。紙袋の中には、チーズとハムをはさんだ肉厚のサンドイッチ、クロワッサン、シナモンロール、そしてデザートとしてヨーグルト、バナナ、リンゴ。…これね、かなり多いよ。さすがにリンゴ一個は食べられなかった。

写真はヨーグルト。VINAMILKというロゴ、これまでベトナムの各地で看板で見ている。名前からして、ベトナム国内の企業なのだろう。

ダナン近郊の五行山。昨日も通過したところで、大理石を産出する山。別名マーブルマウンテン。

6:30、ダナン空港に到着。クィンさんがチェックインを済ませてくれた。ここでクィンさんともお別れ。お世話になりました。ドライバーさんに"i hope your mother gonna be OK"と言ったが、「英語分からねぇよ…」ってジェスチャーされたんで、クィンさんから言ってもらうことにした。

ダナン空港では、ベトナムでやっと自販機を見つけてビックリした。コイン式らしい。こういうのほうぼうにあると嬉しいんだがなぁ。

ダナン空港のロビーでしばし待つ。搭乗までまだ1時間あるし…。

これがダナン空港。これまでのベトナムの空港の中で一番小さかったかも。

何を言っているか分からないベトナムの放送と、CMばっかり流している放送との二つがあったのでずっと見ていた。写真はCMばっかりのほう。Omachiという名前のインスタントラーメンらしい。日本語だよ。

ところで、ベトナムのテレビ放送は3チャンネルあるがすべて国営。

CMに突っ込んでいたら搭乗の時間となった。ベトナム航空のはずだが、カンボジア航空の旅客機に搭乗した。

ホーチミン市までは1時間10分。眠る間もなく到着だ。機内でペットボトル入りの水がサービスされた。

ホーチミン市上空。さすがに都会だ。人口は650万人でベトナム最大の都市。ハノイが政治の中心ならば、ホーチミン市は経済の中心。川の蛇行が激しい。

9:00、タンソンニャット空港着。荷物を受け取って、空港を出たところで、ホーチミン市からのガイドさんと合流。ハオさんという男性のガイドさんだった。

行程表には、午後にホーチミン市内の観光となっていたが、まだ9時を回ったところなので、午前中に全てを回りきり、午後は自由時間として、ホテルにチェックインしてもらうという。

さっそくホーチミン市街へ車で移動。

やっぱりホーチミン市もバイクでいっぱいだった。でも、ハノイよりかは交通ルールを守っているかも。ハオさんによれば、警察の取り締まりが厳しいらしい。ハノイほどではないが、やはりクラクションが聞こえてくる。これはもうベトナムの環境音だな…。ハノイと比べて車も多いような感じがする。

永厳寺(ヴィンギエム寺)。日本留学から帰国した僧侶が開いた寺で、歴史は浅いが、ベトナム南部では最大規模の寺らしい。

おそらく劇場。

モスクがあった。650万人もいればムスリムもいるんだろうな。

学校。だいたい分かってきた。

Oishi(おいしい)という名前のスナック菓子。パッケージにエビの絵が描かれているので、おそらくかっぱえびせん的なお菓子なんだろう。

日本の寺にはない派手さ。こういうのは東南アジア文化だと思う。あるいは、中国のド派手な道教文化のエッセンスがベトナムの仏教に入ってきたか?

広徳禅院とある。

ロッテリアを見つけた。ハノイでは見つけられなかったが、第一の経済都市であるホーチミン市ではわりと出店しているようだった。

道すがら見つけてしまった「さくら日本語学校」。昨日ホイアンでシルク工場を案内した子は、この学校のダナン校に通ってたんだな。

ハノイは歩道が歩道として機能しないほどバイクが駐車してあったり、壊れていたり、店が歩道を浸食していたりだったが、ホーチミンでは取り締まりが厳しく、歩道への屋台の出店を許可していないという。そのためホーチミン市は綺麗にみえる。全体的に洗練されているように感じた。

ただし、上の写真のように、自家用バイクに冷蔵トランクを載せて「出店」する人もいる。商売道具と逃走手段が一緒というなかなか賢いやり方だ。これは取り締まりが困難だという。この強かさがベトナムだ。

取り締まりが厳しい、というが、警察に賄賂を渡してクリアとなる場合も多いという。まぁ腐敗だ。日本で賄賂を送ったらそれで捕まるし。警察官の給料が安いので、こういうのが成立してしまうのだという。警察官に限らずベトナムの公務員の給料は安く、アルバイトをしなければ生活できないらしい。アルバイトをするか、賄賂を受け取るかの二択になり、腐敗しているのだとか。

ベトナム人は朝食を家で食べず、外の屋台で食べるという。

ホーチミン市にはそこかしこに綺麗な公園がある。かなり洗練されていると思う。ゴミも落ちていないし。一組のカップルが写っているが、デートスポットでもあるらしい。これはレバンタム公園かな…。

さて、まず最初のホーチミン市観光は統一会堂。かつて南ベトナムの大統領官邸として機能していた建物。

ここに1975年4月30日、レユアン通りからやってきた解放軍が入場し、サイゴン(ホーチミン市旧名)が陥落、ベトナム戦争が終了した。

入ってすぐのところには、そのとき鉄柵を突破した戦車が置かれている。

これがレユアン通り。ホーチミン市のメインストリートだという。かなり綺麗だ。

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